第2章

「陽気で明るいココロで弾け‼︎」

 何事にもめげないポジティブさを持ち、日頃から前向きに生きているトーコは、街では知らない人がいないほどの人気者。毎日のように誰かの役に立つことが彼女にとっての嬉びだった。

 困っている人を放って置けず、自分のことよりも優先してその人に尽くしちゃう。そうすることがワタシの嬉び! だけど……もっともっとたくさんの人が嬉んでもらえることってないかなぁ。

 ワタシには特別な才能はないけど、何か嬉んでもらえることをしてあげたい。ワタシは特別じゃないから、何かをすぐに覚えたり、技術を身につけたりはできないけど。そんなワタシに、何かできることってないかなぁ。